生産技術
Manufacturing
溶接レス・塗装レス
山形朝日の新技術
溶接レスのフレームと、外装の塗装のみで生産できる屋内向け筐体を開発しました。
耐震強度を保ちながら板厚を最低限に薄くし、リベット構造によるSABASSYでの溶接レス化。
素材をステンレスやZAM材に切り替えることで塗装レスを可能にし、製造リードタイムの大幅短縮とコストの削減を実現しました。
ユニット関係も、ステンレス化による溶接レスと正面パネルのみの塗装をご提案しています。
ぜひ一度お問い合わせください。
腐食しない材料を使用し、
溶接レスリベットにより組立
外装関係も塗装後にリベット
することで強度をアップ
外装の裏側を塗装レスにすると
さらにコストダウン可能
ステンレス加工
山形朝日のステンレス加工の特長
当社は、お客様にステンレス製品の低コスト化を提案することにより、ステンレス化を推進してきました。
優れた耐久性
素材を耐食性の優れたステンレス鋼にすることで耐久性があがります。さらには、鉄(SPC・SECC)の場合に必要な塗装や鍍金などが削減可能となり、低コストをリードタイム削減に繋がります。
軽量化が可能
ステンレスの素材特性(伸びやすく・すべりやすい)を活かした加工(同時多角曲げなど)で強度を向上させ、鉄製製品に比べて板厚を薄くすることができ、軽量化が可能になります。
(例)SECC 2.3t 使用 → SUS430 1.5t に削減
MW工法
山形朝日のMW工法の特長
ハメコミ構造とリベット構造により、溶接最少化と無治具化を可能にした工法。
この工法では、今まで溶接工が行ってきた作業を大幅に簡素化できます。MW工法=最少溶接工法により、低コスト化が可能となりました。
また、溶接主体工法の場合より強度が向上しました。
- M(minimum)→ミニマム【最少】
- W(welding)→ウェルディング【溶接】
デモ機によるご説明も可能です。
MW工法の仕組み
従来工法との比較
屋外筐体
屋外筐体 4つの技術
- MW工法による耐震構造技術
- 溶接による防水加工技術
- シーリングによる防水処理技術
- 屋外用焼付塗装
新素材「SUS443J 1」
耐食性に寄与するクロム含有量を21%に高めることにより「SUS304(18%クロム-8%ニッケル)」と同等以上の性能を実現した新しいステンレスです。
2010年にSUS443J 1がJIS規格(G4304,4305)に追加され、JIS規格鋼として、供給可能になりました。
原料の価格変動の影響をあまり受けずに、安価でご提供できます。
優れた耐食性
SUS443J1は、SUS304と同等以上の耐食性があります。
価格の安定性
SUS443J1は、価格が高騰しやすいニッケルを使用していないため、価格が安定しています。